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タイトル: ワンダンラグ(Long Wangden Monastery Sleeping Rug) 年代: 19世紀
サイズ: W 84cm L 164cm.
コンディション: 良好
サワスティカマンダラの模様が2つ入っています。真ん中の柄は幾何学模様のストゥーパです。 ボーダーが3本入っています。非常に珍しいラグです。

ANTIQUE TIBET.com

Welcome to Antique Tibet!

チベットのアンティークラグ・アート・テキスタイルコレクションをお見せしたいと思います。一人でも多くの方に、チベット美術の歴史をお伝えしたく、またその芸術性を楽しんでいただけたらと思います。チベットの人・文化・風景の美しい写真もたくさん載っています。私たちは何度もチベットを訪ねました。ここでお見せするほとんどのものはその際に現地の方々もしくは僧院から購入したものです。

日本はチベットと似た文化を持っています。両民族ともモンゴロイドの血を引いています。数の数え方(イチ、ニ、サン・・・)の発音も似ています。日本人は布団の上で寝ますが、チベット人はラグの上で寝ます。多くの日本人がチベット文化に興味をもっていますし、ダライラマは日本で非常に尊敬されています。

日本もチベットも仏教徒の国です。両国とも豊かな仏教芸術の歴史を持っています。空海をはじめ、大勢の日本人僧侶たちがチベットに渡り、チベット密教を学び、チベットの文化を研究し、それを日本に持ち帰り、大切に伝え残してきました。

チベットは孤島のように隔離されています。世界で最も高いヒマラヤ山脈が出現したときに、チベット高原も海から隆起しました。20世紀以前は、この厳しい地形による孤立性のおかげで誰にも邪魔されずにチベット文化を守ることができました。また標高の高さにより、ブルーポピー・ヤク・チベタンシープなどチベット特有の植物や動物が存在するのです。野生のブルーポピーは標高の高いところでのみ育つことができます。とても珍しい美しい花です。

2006年にヤクとチベタンシープは絶滅危惧種として登録されました。空気の薄さや寒さなどデリケートな気候、そして最も重要なのは人間がいなかったことにより、絶妙のバランスの中でこの動物たちは生きることができたのでした。しかし今は成都からラサまでハイウェイができ、ゴルムドからラサまで鉄道が走っています。これが人間の干渉です。このことはチベット文化にも影響を与えます。チベット人の生活様式はヤクとチベタンシープとともに存在します。その肉・ミルク・ウールはチベット文化にとって必須のものです。食物連鎖のように、ヤクとチベタンシープが消えるとき、チベット文化も消えていくと言っても過言ではありません。

世界の他の国々と違って、チベットのノット(結び目)はチベット固有のものです。チベタンラグを織る特別の技術(ウールは最初棒の周りに結ばれ、その後パイルを作るために切られます)は現在、古代の織り方と考えられています。つまり、現在普通に使われる織り方よりも初期の方法として考えられています。

他の文化から離れて暮らす遊牧の民チベット人は、長い間、ウールを織り続けてきました。中国と中央アジアの国々でもラグを織ります。その両国にはさまれているにもかかわらず、なぜチベットのノットは、こうも織り方が違うのでしょうか。

チベットにも交易の道は通っていました。もしも中国や中央アジアの国々と同時期またはそれより遅くにラグを織り始めたら、すでに発明されている技術を使用したと思います。そのため、おそらくチベットのノットはその周辺の技術よりも、早い時期に発明されたのだと思います。他の国々に広まらなかったのは、ヒマラヤの孤立性によるものでしょう。

チベットにはもうひとつ固有の織り方があります。それはワンデン(Wangden)と呼ばれるものです。ワンデンラグはwarp faced back weaving という厚い裏地をつける特別な織り方です。裏地とフリンジをつけるため他のラグよりも重いです。このスタイルは100年以上の間消えていました。

海外では私たちのコレクションはJozanやAsian Artsなど著名な美術雑誌に紹介されています。日本でも、新聞、雑誌、テレビなどで、コレクションを紹介していきたいと思っています。また、美術館やギャラリーでの展示を通して、チベット美術史の一部をお見せすることができれば、と思っています。

ご興味・ご質問等ございましたら、マイクペトラスまたは山口理恵までご連絡ください。

mike@antiquetibet.com